私が行っているITシステム導入のよもやま話 を書いていきます。 まぐまぐメルマガのバックナンバーブログです。
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今回は、
「システム導入前のECRS!」
です。
さて、あなたの会社で業務システムを導入する
こととなりました。
ここで一番大切なことは、自分の会社の業務を
ちゃんと理解できているかということ。
これ、なかなか難しい。。。
分かってるつもりでも。。。
実際、SI業者と打ち合わせに入ると、
漏れが生じたりしてしまいます。
日本のシステム導入の場合、
システム化とITコンピュータ導入がイコール
となってしまっているため、
システム化のところでつまずき、
要件定義が混迷します。
システム導入をする前に、まず、自社の
業務を整理、できれば、非効率な業務は改善
しておきます。
すると、ITシステム導入がシンプルになり、
システム導入に成功する可能性が高くなります。
余計なものを作らなくて済むし、そもそも話し合う
ことすら必要ありません。
数日、深夜まで検討してようやく固まった要件が、
他の業務の打ち合わせをしている最中、余計な作業
であることに気づき、その要件自体が不要になる
ようなことを避けることができます。
これ、結構、要件定義の段階では起こります。
そこで、まず、「業務プロセスの改善」を
試みましょう。
方法としては、業務プロセスを『可視化』して、
どう短縮できるかを分析していきます。
IE(Industrial Engineering=インダストリアル・エンジニアリング)
という作業改善の考え方で
「ECRS」
(E:Eliminate=なくせないか)
(C:Combine=同時にできないか)
(R:Re-Order=順番をかえられないか)
(S:Simplify=単純化できないか)
この言葉を、
机の前に貼っておられる責任者の方は結構いらっしゃいます。
また、システムを導入するSI企業側は、
顧客の業務がどのレベルで整理されているかを
早めに察知することが重要です。
要件定義に業務コンサルタントの分野や業務の整理に
とまどる場合、見積りにはかなりのリスクを乗せておか
なければなりませんし、
乗せることが出来ない場合も、見積り会議の議題に
しておかなければなりません。
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