ITシステム導入よもやま話バックナンバー

すっかり、秋づいてきましたね。。

こんにちは！近藤です。

今日は、
システム導入には運用効率化が大事！
ということを
WMS在庫管理システムを導入を例に
書いてみます！
 　

私がコンサルタントをしている

WMS在庫管理システムを導入の場合を

ざっくりいいますと、

まず、運用をシンプルにし、

システムを導入しやすい形にして、

システム導入を最低限必要な

ものとする。

これがポイントになります。

特殊な運用は今までどおり作業し、

システム化しない！

システム化する運用としない運用を

明確にする。

ということです。

これだけといえば、これだけですが、、

もう少し、お付き合いください。

システム導入する場合、

①目的の設定

（納品ミスをゼロに、

長期滞留在庫の１０％減など）

②運用を整理、無駄な運用を作戦

（システム化：なにを運用で行い、

　なにをコンピュータ化するか）

③システムの導入（コンピュータ化）

という流れになります。

①は困っていることを明確にし、

システム導入後達成したい目的を

宣言します。

②無駄な運用を削減し、

シンプルな運用システムにします。

または、運用とその意味を明確

にします。

そして、そののちに行う

コンピュータ化をスムーズに

行えるようにします。

（無駄なシステムを作成しない

ようにする）

何年も続けている運用業務が、

「なんで？こんなことやってるの？」

ということがしばしばあります。

目的が明確でないと、際限のない

システムとなってしまいますし、

運用にムダがあると、いびつな

システムとなってしまいます。

最低でも１年後、２年後もこの運用

は必要かは考慮しなければなりま

せん。

私も、顧客の強い要望で、かなり

パッケージのカスタマイズをして、

いびつな機能を頑張って追加、修正

したものの、半年後には、使われなく

なってしまった経験があります。

その追加した機能の終了が必須で

後続機能の条件になってしまったり

してしまっている場合は最悪で、

バージョンアップごとにその機能が

ひっかかり、工数増となったことが

あります。

（もちろん工数増は顧客への見積もり

に反映されます）

また、最近では、せっかく得意先用

にカスタマイズした機能も、

その得意先がいなくなってしまい、

不要になる！こんなことも、

多々発生しています。

こういう場合、頑張ってコンピュータ化より

運用でおこなったほうがよいのです！

■■　編集後記

本号も最後まで読んでいただきありがとう
ございます。

以前、ホンマでっかTVで

「最初のときに握手する癖をつけると、

　強制的に無意識の相手とのバリアを

　下げることが　できる。」

というものがありました。

私も要件定義などのコンサルティングを

する場合、名刺交換やキックオフのときに

ベンダーと顧客に握手をしてもらうこと

があります。

実際、要件定義などでもめることは多々

ありますが、コミュニケーション不足で

もめるのが一番バカらしいですからね。

皆さんも試してみられることを

お勧めしますよ！

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　今号も、最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
 
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