私が行っているITシステム導入のよもやま話 を書いていきます。 まぐまぐメルマガのバックナンバーブログです。
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システムエンジニアお仕事小説本!壊れたプロジェクトチーム
ITシステム開発のプロジェクトマネージャー大友祥子は、独身の40歳。
会社の花形部署であるシステム事業部の課長として順調にエリートコースを
歩んでいた。
彼女はプロジェクトマネージャーとして数々の大きなプロジェクトを成功させてきたが、
社内政治の罠にかかり、最悪の状況にあったSI事業部の物流システム開発プロジェクト
のプロマネに任命された。
SI事業部は恵まれたシステム事業部とは全てが違い、自殺者がでても
体質は改善されず、企業内カウンセラーとして紺野紗枝を迎えたくらいの
対策がとられただけだった。
まさに、「失業か!鬱病か!」の状況の中、失敗の責任だけは負わされるというはめ
に陥った大友は、初めてどうプロジェクトを進めていいかすら分からなくなった。
特に倉庫管理システム(WMS)は大友にとって未経験の業務システムだった。
そんな折、「この会社には悪魔がいる」といった嫌がらせのようなメールまで届く。
大友は初めて味わう無力感と不安、悔しさに、自分の力が全て失われたような感覚
に襲われた。
退職も考えた大友であったが、自分の居場所は自分で見つけると開き直り、
今までのプライドを捨て、サポート要員のアサインを本部長に申し出た。
エリートコースを歩んでいた大友は、人に助けを求めるなど初めてであったし、
社内から中傷を受けるのも初めての経験だった。
大友はこの倉庫管理システム(MWS)プロジェクトの再構築をはじめた。。
なんとか、プロジェクトが回り始めたとき、
プロジェクトメンバーの一人が会社のトイレで首を吊った。
捜査に着手した刑事は「これは自殺ではない」と感じていた。
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